BLOG

【2024年最新版】トリミングサロン開業前に必要な書類や手続きの流れについて解説!

ワンちゃんが好きでトリミングサロンの開業に興味があるものの、どんな手続きが必要なのか迷っていませんか?手続きを怠ると、開業後に思わぬトラブルが発生することもあります。

まずは、必要な書類を把握し、スムーズに手続きを進めることが大切です。本記事では、トリミングサロン開業前に必要な書類や手続きの流れをわかりやすく解説します。

これからサロンをオープンしたいと考えている方が開業準備を円滑に進められるよう、重要なポイントをお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

 

トリミングサロン開業前に必要な書類や手続きの流れ

トリミングサロン開業前には、第一種動物取扱業登録や動物取扱責任者の選任、保健所や税務署への申請が必要です。

必要な書類は、大きく以下の4つがあげられます。

  1. 第一種動物取扱業登録申請書
  2. 動物取扱責任者の資格証明書
  3. 税務署への開業届
  4. 保健所への申請書類

これらはトリミングサロン開業に必須の書類なので、きちんと把握しておきましょう。

ここからは、必要な書類や具体的な手続きについて、詳しく解説していきます。

第一種動物取扱業登録申請書の提出先は管轄の自治体

第一種動物取扱業登録申請書の提出先は、都道府県・政令指定都市・中核市といった管轄の自治体です。

これは動物を取り扱う業種に従事するために必要な手続きで、トリミングサロン開業には必須です。

当サロンが所在する愛知県では、「動物愛護管理法第12条第1項第1号から第7の2号までに該当しないことを示す書類」の提出も求められるなど、地域ごとに必要な書類が異なる場合があります。

また、動物取扱業の登録は一度の申請で終わりではなく、5年ごとに更新が必要です。更新を忘れると業務が停止する可能性もあるため、期限管理は徹底しましょう。

★備考
動物取扱業登録申請書の更新に必要なもの5つ
・更新申請書・登録証の写し・動物取扱責任者の資格証明書・手数料の支払い(各自治体により異なるが約10,000円~30,000円程)・事業所の状況確認

動物取扱責任者の資格証明書も管轄の自治体へ提出

動物取扱責任者とは、動物の健康や安全を確保するための知識と経験を持った専門家です。

動物取扱責任者の資格証明書も、事業所が所在する管轄の自治体に提出します。資格を持った責任者がいなければサロンの運営は認められません。オーナーが資格を持たない場合は、外部から雇うか、スタッフの中から選びましょう。

この資格も定期的な更新が必要ですので、資格の失効には十分注意してください。

税務署に開業届を提出する

トリミングサロンを開業する際は、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を提出します。提出期限は開業日から1か月以内です。税金に関わる書類なので忘れないよう注意しましょう。

保健所への申請書類

保健所への申請は、トリミングサロンの衛生管理や動物の安全を確保するために必要です。

具体的には、以下のような5つの書類や内容が含まれます。

  1. 施設の概要に関する書類
  2. 衛生管理計画書
  3. 事業者情報に関する書類
  4. 施設の使用目的に関する書類
  5. 水道・排水設備に関する情報

手続きは時間がかかることもあるので、早めに取り掛かっておくことをおすすめします。

 

届け出のポイントと注意事項

トリミングサロンを開業する際には、多くの細かい手続きが必要です。ここでは、各種書類を提出する際のポイントや見落としがちな注意事項を解説しますので、押さえておきましょう

届け出を提出する際のポイントと注意点は、以下の3つです。

  1. 申請や届け出には期限があるか確認しておく
  2. 地域ごとの規制を確認する
  3. 書類のコピーを保管しておく

ここからは、それぞれについて詳しく解説しますので、手続きを進める際に参考にしてください。

申請や届け出には期限があるか確認しておく

トリミングサロンの開業手続きにおいて、申請や届け出には期限が設けられている場合があるので事前に確認しておくことが大切です。

当サロンが所在する愛知県では、開業予定日の3か月前には申請を開始することが推奨されています。

申請から登録完了までに時間がかかることがあるため、余裕を持って手続きを進めると良いでしょう。

地域ごとの規制を確認する

トリミングサロンを開業する際、地域ごとの規制を確認することが重要です。動物取扱業や保健所の規定は、自治体ごとに異なる場合があるため、所在地の管轄する自治体のルールを事前に確認しましょう。

例えば、設備の基準や衛生管理に関する条件、動物取扱責任者の要件などが地域によって異なることがあります。地域の規制に従わないと、申請が通らず営業開始が遅れる可能性もあるため、開業前にしっかりと確認しておくことが重要です。

書類のコピーを保管しておく

トリミングサロンを開業する際に提出する各種書類のコピーを必ず保管しておくことが大切です。申請や届け出を行った後でも確認が必要になることがあります。

特に、動物取扱業の登録申請書や保健所への申請書類は、手続きが完了しても営業後に再提出を求められることや、更新時に必要になる場合があります。

また、万が一のトラブルや申請の証明が必要な場面に備え、原本とは別にコピーを保管しておくことで、スムーズに対応できるようになります。

 

まとめ

トリミングサロンを開業するためには、様々な手続きが必要です。動物取扱業の登録申請や動物取扱責任者の資格取得、保健所への申請といった手続きはもちろん、地域ごとの規制や期限を守ることが非常に重要です。

また、提出した書類のコピーを保管し、後々の確認や更新に備えておくことも忘れずに行いましょう。

しっかりと準備を整え、スムーズにサロンをオープンさせるために、これらのポイントを押さえておくことが成功へのカギとなります。ぜひ当サイトを参考にして、開業の手続きをスムーズにすすめましょう。

関連記事

PAGE TOP