トリミングのあと、なんだか元気がない。帰ってきてから下痢をしてしまった。
そんな経験がある飼い主さんも、いらっしゃるかもしれません。
トリミングは清潔を保つうえで欠かせないケアですが、わんちゃんにとっては少なからず負担がかかる時間でもあります。
今回は、トリミング後に体調を崩す主な原因と、愛犬の負担を減らすための工夫、サロンとの上手な付き合い方について解説します。
なぜ体調を崩すの?よくある原因3選
① 緊張や不安によるストレス
慣れない環境やトリマーとの接触は、特に初めてのトリミングや久しぶりの来店ではストレスの原因に。心拍数が上がったり、胃腸の働きが一時的に鈍くなったりすることで、下痢や嘔吐、ぐったりするなどの体調変化が起こることがあります。
② 施術中の冷えや疲労
シャンプー後の体の冷えや、長時間の立ち姿勢による疲労も一因に。特にシニア犬や体力の少ない子犬は影響が出やすいため注意が必要です。
③ 持病や体質による反応
もともと胃腸が弱い子や、心臓・皮膚などに持病がある場合、トリミングによる刺激が体調の変化につながることもあります。
飼い主ができる体調管理のポイント
トリミングが終わったあとも、愛犬の体調をしっかり見てあげることが大切です。次のような点に注意しましょう。
- 帰宅後すぐの食事は控えめに
興奮状態が残っている可能性があるので、帰ってすぐにたくさんの食事を与えるのは避けましょう。時間を空けるか、少量ずつからがおすすめです。 - 休める環境を整える
トリミングで疲れているので、静かで落ち着ける空間を用意してあげましょう。興奮しすぎないよう、遊びも控えめに。帰ってすぐのお散歩も避けたほうがベターです。 - 次の日までの体調チェックを忘れずに
下痢・嘔吐・発熱などがないか、翌朝まで様子をしっかり観察しましょう。異変があれば動物病院に相談を。
トリマーとの情報共有がカギ!上手な付き合い方
トリマーは、毎日たくさんのわんちゃんを見ているプロフェッショナルです。愛犬の状態や過去の体調不良などをしっかり伝えておくことで、負担を軽減するための工夫をしてもらえることも多いです。
伝えておきたいポイントは以下の通り:
- 直近の体調(食欲、便の状態、寝不足など)
- 気になる持病や、特定の部位への刺激に弱い点
- これまでに体調を崩した経験があるか
- お迎え希望時間など、施術後すぐの対応が必要かどうか
トリマーとコミュニケーションをとることで、「無理のない施術」や「短時間での対応」など、愛犬に合った方法を提案してもらえることもあります。
それでも不安なときは「事前相談」や「部分カット」も
特に体調が心配な場合は、ひとまず短時間ですむ部分ケアをお願いするのも方法の一つです。どこまでなら大丈夫かを知ることができるため、トリマーも次回以降の配慮に活かせます。
また、普段の散歩コースにサロンの前を通って慣れさせておくのも有効です。日常の中にサロンを取り入れることで、苦手意識を減らすことができます。
トリミング後のサポートも丁寧に対応しています
アイズドッグ愛西店では、施術後の様子まで丁寧にご説明し、気になる点があればすぐにご相談いただける体制を整えています。わんちゃんの体調や性格に合わせて、なるべく負担の少ないトリミングを心がけています。
また、わんちゃんがリラックスしやすい雰囲気を大切にしています。施術後にはトリミングノートをお渡しし、わんちゃんのご様子を飼い主さんにお伝えいたします。ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ:無理なく、楽しくトリミングを続けていくために
トリミングは、わんちゃんの健康と快適な生活に欠かせない大切なケアです。
しかし、その子の体調や性格に合わせた無理のない選択をしていくことも、飼い主としての大切な役目です。
気になることはサロンに遠慮なく相談し、わんちゃんにとって「ここなら大丈夫」と思える場所を一緒に育てていきましょう。
アイズドッグ愛西店は、不安な飼い主さんもしっかりサポートいたします。
LINEやお電話でのお問い合わせも受け付けております。
☎0567-55-8246(完全予約制)公式LINEはこちら
コメント